【まるの場合】乳がんの発見と確定

病気のこと

こんにちは、まるです。
今日は私が乳がんと診断されるまでをまとめていきます。

当時はもう私の人生終わりだ!と思うこともあったのに、
今振り返って書いてみるとこんな感じだったなーとはるか昔の話をしている感覚になります。

なのでこのブログにご縁があってたどり着いた方で、同じように病気が発覚してどうしたらいいかわからない方、大丈夫です。

なんだかんだで時間が気持ちをなだらかにしてくれます。
私も今も治療中ですが「そんな~時代も~ああ~ったねと♪」歌えるほどに
気持ちは穏やかになっています。

全部の流れを書くと長くなるので、今回は乳がんと診断されるまでをまとめました。

授乳が終わっても残ったしこり



子供を産んで、授乳しつづけ早9か月。
結局完全母乳にならなく、ミルクとの混合育児でした。
授乳間隔があくにつれて母乳が出なくなってきたので、卒乳を決意しました。

妊娠中から胸にしこりのようなものがあったのですが、助産師さんに
「乳腺がつまってるのかもね、出産して母乳が出るようになったらなくなるよ」と言われ放置。

出産後も母乳外来で相談するも「母乳がつまってるのかもね、卒乳したらなくなるよ」と言われ放置。

そしていよいよ卒乳。子はこだわりもなくすんなり卒乳できました。
(母としては少しさびしい・・・)

ちょっとセンチメンタルな気分になりながらも、母乳がだいぶ出なくなってきたころ
ん?
んん??
しこりがなくならないぞ??
もうしばらく待ってみるか、と思って旦那に相談したところ

「ないとおもいけど、もしものことがあったら大変だから、病院に行きなさい」
「俺も伸ばし伸ばしにしていた歯医者に行くから!」

ん?その交換条件おかしくない??と思いながらもネットで病院を調べて予約。

とりあえず家から近くて、乳腺外来のあるところを選択。
このころは乳腺炎とかだと思っていたので、処置が必要にならないといいなーくらいに思ってました。

乳腺炎だと思って受診



めんどくさいなー、いやだなー、急になくならないかなーなどと思っているうちに
受信日となりました。

待合室はけっこう人がいるな、待たなきゃだめかなーと思ってましたが
予約をしていたので結構すんなり診察室に呼ばれました。

軽い問診をして、触診後、エコーで診察。
エコーなんて妊娠中以来で、一年もたってないのに懐かしい気持ちに。

なんともないといいな、と思って先生の顔をみたら
すごく真剣な顔。あれ?もしかして・・・
この時体の体温が一気に下がったのを感じました。

エコー診察後、再度診察室で先生から診断結果を聞きました。
「詳しいことはさらに調べないといけませんが、このエコー画像をみるかぎり
乳腺外科の医者なら99%の医者は乳がんと診断するでしょう。」

がーん

すみません、言ってみたかったんです。
というのは冗談で、その時は本当に血の気が引いていくのがわかりました。

人間想像を大きく超える出来事がおきると、何も言えなくなるんですね。

先生が
「ここで組織をとって検査することもできるけど、そこで結果がわかっても治療ができないから
結局大きな病院で再度検査して治療することになると思うよ」

「だったら早く大きな病院で検査して、治療したほうがいいと思うから紹介状かくね。」

「あとは何か聞きたいことはある?」
・・・と言われても、先生!頭と心が現実に追いつかないので何も考えられません!

あっ!!そうだ!!
まる
「先生、最近まで授乳していたんですが、赤ちゃんに影響はないですか?」
まったく働かない頭を無理やり動かして出た質問がこれでした。

先生
「大丈夫ですよ、影響はないという論文が発表されていますから。」

とりあえず子供に影響なくてよかった!

でも自分の体のこと、乳がんになったこと、まだ現実味がなくて・・・
現実味がないというか、考えたくなくて・・・

乳がん進行状況や生存にかかわること、治療に関すること、一切聞けませんでした。
ビビりなんで、乳がんがわかった日に余命なんてわかった日には、一気に白髪になる自信があります。

今思えば、ここで聞いても検査してみないとわかりませんという答えしか出てこないだろうなー
と冷静に判断できるのですが、その時は恐怖のほうが強く冷静でいれませんでした。

99%で乳がんと診断され大病院の紹介状をもらう



目もうつろになり、今後のことを考える余裕もなく、ただただ座って天井を仰いでいると
看護師さんの声で現実に戻されました。

看護師
「大きい病院に確認したところ、2週間後に予約がとれるみたいですが、予約しますか?」

まる
「・・・お願いします。」

病院の紹介状を書いてもらい、大きい病院の予約もしてもらい、
少しずつ実感がわいてきました。

2週間後か・・・
早く検査・治療したい!と思う気持ちと
もし結果が悪かったらどうしよう・・・と思う気持ち
ジェットコースターのように心の浮き沈みが激しかったです。

お会計を済ませ外にでて、車に乗ると視界がぼやける。
涙が出てきました、さっきまでは全く泣けなかったのに今になって・・・

病院内ということもあり気が張っていたようです。

ちょうどお昼休みの時間帯だったので、旦那に電話。
「なんか、乳がんみたい。大きい病院の紹介状もらったから、大きい病院で検査して治療になるみたい。わー-----ん。」
話した内容はあまり覚えていないですが、こんな感じだったと思います。


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